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2007年10月18日 (木)

久能山と久能山沖

Negoya00Negoya01  今年の卒業研究で、有度丘陵久能山付近の地層と化石をテーマにしています。久能山付近には根古屋層という30万~20万年前に海底で堆積した礫層や泥層が分布していて、その中に貝化石が含まれています。21日には博物館の自然観察会で化石採集することもあり、昨日下見調査してきました。化石採集する場所は、昨年から今年にかけて崖が一部崩れて、昨年よりも化石を掘りやすくなっていました。

Negoya03Negoya04_2Negoya02   その後、その南の沢を学生と入り、Ng-2と呼ばれる火山灰層を観察しました。Ng-2は2層の火山灰層からなり、その下位7mにも軽石の密集する層を発見しました。最後の写真は最近の学生さんの巡検バックです。泥まみれブッシュこぎの地質調査にはかわいらしいバックです。

Minami101801Minami101804Minami101805Minami101806 根古屋層がどのような海底で堆積した地層なのかを、現在の久能山沖の堆積物や生物の分布から調べようと、今日は海洋学部の調査船で海底の堆積物を採集してきました。午前中は三保の羽衣沖で20mよりも浅い海底の堆積物を採集し、午後に久能山沖で140mまでの海底の堆積物を採集しました。午前は波が少しありましたが、午後になるととたんに風がやみ、海が凪いで深めの採泥には絶好の条件になりました。

Minami101802_2Minami101803_2Minami101807_2   港にはちょうど日本丸もきていて、海洋観測船淡青丸もいました。日本丸は午後に私たちが港に帰ってきたときに清水港を出港していきました。久しぶりに海の風にあたり、海底調査やそれをとおして海底のようすにも接することができました。海洋資源学科の学生さんや船員さんに感謝します。

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