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2009年1月 3日 (土)

カメの特別展

Kame01bKame02b  カメは三畳紀に恐竜などともに現れ、甲らをもち防御に徹し、動きがおそい爬虫類ですが、現在でもそれなりに世界に広く分布して約300種ほどが生きています。カメの特徴はなんといって甲羅ですが、これは表皮が変化したもので、上下2枚からなり内側の骨の甲板は背骨や肋骨と完全に一体化しています。この展示会でカメのことを勉強して特に古地理学的なカメの分布についてとても興味深く感じました。

Kame04b カメには首をたてに曲げる潜頚類と、横に曲げる曲頚類の2つのグループがあり、潜頚類はほぼ全世界に分布しますが、曲頚類は南半球のかつてのゴンドワナ地域に分布しています。カメはジュラ紀にいろいろな種類が現れ、白亜紀におそらく現在型の潜頚類が北半球の大陸に現れ、それより古いタイプの曲頚類が有袋類などと同様に南半球に生き残れたと思われます。

Kame05bKame03b  現在繁栄しているヌマガメ、イシガメ、リクガメなどのいわゆるリクガメ上科のカメは、新生代になって多くの種類が現れたグループで、特にリクガメは始新世以降にアフリカや南アメリカに分布を広げました。ガラパゴス諸島やインド洋の島々など孤島にいるリクガメは、このときに分布を広げたカメの子孫たちで、その後そこが海に隔てられた孤島になったために生き残ることができました。なお、ウミガメは白亜紀に海に進出し繁栄しましたカメですが、現在は8種類しかいません。

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