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2016年7月 7日 (木)

韓国めぐり

6月末から7月初めにかけて、韓国の海洋科学博物館のセミナーに招待されて行ってきた。大田市の国立科学博物館でセミナーを行い、ソチョンの国立海洋多様性研究所(シークアリウム)、国立生態環境研究所(エコリュウム)などを視察させていただき、ソウルではチャンドックン(昌徳宮)の観光もしてきた。日本では国立のこのような教育施設も備えた研究所が充実していないが、韓国では国家事業として力を入れていることを感じた。

Kor160707Kor160706Kor160703 大田市は数年前に科学万博を行った都市で、人口集中するソウルから日本のつくば市のように研究所や政府機関を移すことを目的にしているらしい。ホテルのすぐ近くに万博公園があったので、6月30日の朝に散歩した。
セミナーは国立科学博物館で行われ、セミナーの前に科学博物館の中を見学した。日本の科学博物館は自然史博物館に近いが、ここは科学技術館または未来館的なまさに科学館だった。
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Kor160713_2Kor160712Kor160710 Kor160711_2 7月1日には、中型バスでソチョンに移動し、国立海洋多様性研究所の教育施設であるシークアリウムを見学させていただいた。標本を中心に展示は展開していたが、研究の成果があまり感じられなかった。また、来館者も多くはなかった。まだできて日も浅いのかもしれないが、研究所の方は所長に挨拶しただけで、研究室などを見れなかったのが残念だった。
Kor160718Kor160715Kor160714 Kor160716 午後から国立生態環境研究所の教育施設であるエコリュウムを見学した。熱帯や砂漠、温帯、極など5つの環境を展示したドームがあり、英語のガイドツァーで1時間かけて回った。年間100万人が訪れるらしく、館内は多くの見学者がいた。蟻の研究者がいるのか、蟻についての展示が充実していた。ここはエコリュウム以外に広大な敷地にいろいろな環境があり、生態的な研究調査も行われているようだったが、展示施設のみの見学となった。
Kor160720_2 最終日の午前中に、ホテルに近いチャンドKor160719 ックン(昌徳宮)を見学できた。朝鮮王国の宮殿で、チャングムなど韓国ドラマの舞台でもある。宮殿の建物や庭園を見学していると、観光客も増えてきて、さすが観光地という感じがした。
今回の旅は、私にとっては初めての韓国との出会いで、東京からも沖縄ほどの距離で、とても距離的には近く、今後も交流ができればよいと思った。

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コメント

先生、こんばんは
NPOの巡検と化石研究会でお世話になったサリュウです。突然のコメント、申し訳ありません。
今日、興津の海岸に化石が落ちていないか、見に行ってみました。
興津は、港が多くて海岸には降りられなかったのですが、港の近くで、海の中に堆積していた泥と思われるものが大量に置いてあり、中に貝がたくさん入っていました。
完新世の貝化石の可能性があると思います。理由は以下です。

・すべての貝の殻口の中には泥が詰まっていた。泥は少し固まりかけていた。
・貝の色が薄かった。(僅かに色が残っている)
・泥がに固まっている中に貝が含まれているものがあった。
・生きていたと思われる貝や甲殻類はまったくなかった。

カニの全身は見つけられませんでしたが、カニのツメ、カニの腕の一部も出てきました。
良く探せば、カニの全身も見つけられるかもしれません。

多産した貝化石は、以下です。(最初の方に書いてある貝ほど、多産しました)

[1位] ヒメカニモリ

[2位] フドロガイ,ツメタガイ,イタヤガイ,サルボウ,サツマアカガイ,クダマキガイ,アラレガイ

[3位] ヒメキリガイダマシ,シラスナガイ,ヤカドツノガイ

[4位] クルマガイ,キヌガサガイ,ヌノメアカガイ?破片

[5位] ヤツシロガイ,ヤツシロガイ類似種 ,ミクリガイ,バイ,タケノコガイ科の一種,
ヨフバイ類似種,ミガキマルツノガイ,アズマニシキ,カガミガイ,サメハダヒノデガイ,トリガイ?破片,カニの腕,カニのツメ,その他微小貝

合弁している貝も多かったです。

工事しているので、厳密には立ち入り禁止の所です。
(立ち入り禁止と書いてありますが、脇に植わっている木をかきわければ入ることが出来ます)(今日は日曜日で誰も居ませんでした)

ただ、工事中なので採集出来るのは今だけかもしれません。

採集した貝は、今からブログに載せます。

先生は、今日採集した貝は化石だと思いますか?
また、もし、近々、先生の時間があるのなら、一緒に現地に行って見たいのですが、難しいでしょうか?工事の人に許可を取らないといけないかもしれなくてよく分からないのですが、もしも、先生が見に行けそうなら、先生のお時間に合わせます。
よろしくお願いします。

投稿: 自然史ネットワーク化石研究会 さりゅうです | 2017年10月 8日 (日) 21時15分

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